講演情報

[22p-B205-5]温度可変in-situ測定で解明するPh-BTBT-Cn薄膜の構造再配列

〇岡 昂徹1、塩谷 暢貴1、丸山 伸伍2、長谷川 健1 (1.京大化研、2.東北大院工)

キーワード:

赤外分光法,SmE相,有機半導体

本研究では有機半導体材料であるPh-BTBT-Cnn = 4, 6, 8, 10, 12)のスピンコート膜について,X線回折法(XRD)および赤外分光法(IR)を用いた温度可変in-situ測定により,構造再配列にアルキル側鎖が果たす役割を検討した.XRDによる結晶多形の議論とIRスペクトルによる官能機単位での議論を組み合わせることで,アルキル側鎖が結晶構造の転換に果たす役割を解明する.