講演情報
[22p-C601-11]有機-無機ペロブスカイト結晶を用いた水素発生(II) -ペロブスカイト薄膜による水素発生-
〇(M1C)松見 渓太1、藤田 正博1、竹岡 裕子1、陸川 政弘1 (1.上智大理工)
キーワード:
ペロブスカイト,水素発生,半導体光物性
有機-無機ペロブスカイト化合物は、構成物である有機アミンとヨウ化鉛の組成により次元性を容易に制御できる。ペロブスカイト化合物の微結晶を触媒に用い、光照射下の水素発生能を調べた結果、二、または三次元化合物と比較して、擬二次元(q-2D)化合物の優位性が示されたが、微結晶の堆積による水素トラップが課題であった。本研究では、微結晶の代わりに、q-2D薄膜を用いた水素発生を検討した。