講演情報
[22p-C601-8]高効率ペロブスカイト太陽電池の屋外発電特性と曲線因子の劣化
〇小長井 誠1、大川 颯斗1、石川 亮佑1、柳田 真利2、白井 康裕2 (1.東京都市大総研、2.NIMS)
キーワード:
ペロブスカイト太陽電池,屋外発電特性,光劣化
ペロブスカイト太陽電池の実用化には、屋外発電特性の把握、ならびに光劣化特性の解明が必要不可欠である。本研究では、高効率ペロブスカイト太陽電池(glass/ITO/NiO/perovskite/C60/BCP/Ag)の屋外測定を実施した。封止セルの一つは、設置角度35°固定、もう一つは2軸追尾測定系に設置されている。いずれのセルもFFの初期値が0.81-0.83である。約2か月間の屋外暴露後、変換効率が18%~14%低下した。特性劣化は主に曲線因子FFで生じていることが分かった。