講演情報

[22p-D901-7]アルギン酸カルシウムハイドロゲルを構成する糸状構造体の抽出

〇青柳 稔1 (1.日工大)

キーワード:

ソフトマテリアル,アルギン酸カルシウム

アルギン酸カルシウムハイドロゲルは、食品から医療分野まで広く使われているソフトマテリアルである。その分子構造は二価のカルシウムイオン原子を架橋剤としたエッグボックス構造と考えられており、その検証は現在も続いている。本研究では、アルギン酸カルシウムハイドロゲルを長期間カルセイン溶液に浸漬する事で、ゲルを構成する構造体を抽出できることを示し、そのマイクロメータサイズの構造体の観察像を示す。