講演情報

[23a-A306-8]宇宙機搭載用X線撮像検出器の低エネルギーX線性能評価

〇畠中 大介1、藤本 健二郎1、平賀 純子1、荻野 直樹2、有元 誠2、米徳 大輔2、盛 顯捷3、坂本 貴紀3 (1.関西学院大理工、2.金沢大宇宙物理、3.青山学院大理工)

キーワード:

X線,半導体検出器

我々は、HiZ-GUNDAM衛星搭載用広視野X線モニターの焦点面検出器の開発を行っている。このミッションでは0.4-4.0keV帯域のX線に対して50%以上の検出効率が要求されており、完全空乏化した背面照射型であるpnCCD素子が検出器候補として挙げられた。本研究では、衛星搭載用より小型の素子を用いて、ミッション要求帯域の低限に近い輝線の検出と、その他得られた輝線を用いてのエネルギー分解能のエネルギー依存性及びゲインの線形性について評価した。