講演情報

[23a-A311-2]Sn-Se蒸着膜の光学的・電気的性質

〇(M2)飯田 碧1、多胡 秀斗1、後藤 民浩1 (1.群馬大理工)

キーワード:

カルコゲナイド半導体,相変化メモリ,真空蒸着

相変化メモリを構成するメモリ素子やセレクタ素子には、Ge-Sb-Te系やGe-Si-As-Te系などのカルコゲナイド材料が使われている。これらを二元系材料にすることができれば、より簡単に組成制御が可能になり、信頼性の向上につながると考えられる。このような背景から、我々はSn-Se系化合物に着目した。真空蒸着によりSn-Se薄膜を作製し、熱処理による光学バンドギャップと電気抵抗率の変化を調べた。結果を基に、応用可能性について検討する。