講演情報

[23a-A311-4]サーモリフレクタンス法を用いたGeSbTeの熱伝導率の膜厚依存性

〇下田 雄太郎1、中居 司1、石本 康実1、上遠野 一広1、側瀬 聡文1、鎌田 善己1、高島 大三郎1、大坊 忠臣1 (1.キオクシア株式会社)

キーワード:

GeSbTe,サーモリフレクタンス法,熱伝導率

PCM(Phase Change Memory)のPCM層に広く用いられる薄膜GeSbTeの熱伝導率を求めるため、測定試料としてW/GeSbTe(17~39nm)/W/基板を作成し、温度履歴曲線をサーモリフレクタンス法により測定した。上下W層の影響を理論モデルに基づいて差し引くことでGeSbTe単体の熱伝導率を抽出した。さらにGeSbTe膜厚と熱伝導率に相関が見られ、そのメカニズムを提示する。