講演情報
[23a-A601-2]5G技術を用いた広帯域光量子もつれ状態の生成と検証
〇(DC)川崎 彬斗1、ブルネル エクター2,1、井出 竜鳳1、鈴木 拓海1、柏﨑 貴大3、井上 飛鳥3、梅木 毅伺3、山嶋 大地1、高瀬 寛1,4、遠藤 護1,4、阪口 淳史4、アサバナント ワリット1,4、古澤 明1,4 (1.東大工、2.パリ高等師範学校、3.NTT先デ研、4.理研RQC)
キーワード:
量子計算,量子もつれ,光通信
数百THzのキャリア周波数を持つ光量子情報処理システムは、情報の読出しを行うホモダイン測定器により帯域が数百MHzに律速される。5G技術を用いて数十GHz帯域のホモダイン測定器がこれまでに実現されているが効率が低く、ロスに脆弱な量子光への応用は困難であった。本研究では、量子光に光増幅を施しロス耐性を向上させる手法を用いて、5Gホモダイン測定器を用いた70GHz帯域量子もつれ状態の生成・検証を行う。