講演情報
[23a-A601-7]量子テレポーテーションを用いた低ロス高繰り返し光スイッチングの研究 II
〇(M2)井出 竜鳳1、川﨑 彬斗1、鈴木 拓海1、ブルネル エクター1,2、柏﨑 貴大3、井上 飛鳥3、梅木 毅伺3、福井 浩介1、高瀬 寛1,4、遠藤 護1,4、阪口 淳史1,4、アサバナント ワリット1,4、古澤 明1,4 (1.東大工、2.パリ高等師範学校、3.NTT 先デ研、4.理研 RQC)
キーワード:
光スイッチ,量子テレポーテーション,EPR状態
実用的光量子計算実現に向け、我々は選択的な量子テレポーテーション(QT)を用いた低ロス高繰り返し周波数光スイッチング手法を提案した。この実証実験の第一段階として、QTのリソースであるEPR 状態の生成実験を行い、7 dB という強い量子相関を観測した。また、生成したEPR状態を用いたQTのシミュレーションを行い、入力状態の非古典性が失われないための実験系の光損失閾値が、実験的に現実的な水準であることを確認した。