講演情報

[23a-B202-7]二圧力法を用いた高湿度発生における発生露点の不確かさ評価の研究

〇石渡 尚也1、阿部 恒1 (1.産総研)

キーワード:

湿度,不確かさ

湿度計測器の校正の高精度化を目指し、高湿度標準発生装置で発生させた標準ガスの発生露点の不確かさ評価を再検討した。従来の評価の後蓄積された豊富な実測データを活用し、計測器仕様で見積もられていた不確かさ要素を低減するとともに、海外の最新の研究成果を基に蒸気圧等の理論式に由来する不確かさ要素を見直し低減させた。その結果、発生露点の標準不確かさを従来の1/2未満である10 mK以下まで低減できた。