講演情報
[23a-B205-7]AgBa2Si3の熱電応用に向けた第一原理計算による伝導型制御の検討
〇梶原 君円1、石山 隆光1、青貫 翔1、都甲 薫1、幸田 陽一朗2、召田 雅実2、本多 周太3、末益 崇1 (1.筑波大院、2.東ソー株式会社、3.関西大学)
キーワード:
熱電発電,伝導型制御,第一原理計算
熱電発電の普及に向け安価かつ安全で環境への影響が少ない熱電材料の探求が行われている。環境調和型材料であるAgBa2Si3は組成比に応じた伝導型変調が報告されているが、50 ℃においてp型伝導を示したバルク試料についてはゼーベック係数S = 398 μV K−1、無次元性能指数ZT = 0.52という、環境調和型材料として突出した性能が報告されている本研究では第一原理計算により、本材料の元素添加による伝導型制御を検討した。