講演情報

[23p-A307-2]電極/ルチルTiO2単結晶の界面での電界に誘起された導電性の発現:温度に依存する二つのメカニズム

〇鈴木 拓1、山下 良之1、坂口 勲1 (1.物材機構)

キーワード:

抵抗スイッチング

電極/TiO2界面における印加電圧に誘起された導電性の発現は、抵抗スイッチングやそれに関連する様々な応用において重要である。その応用の一つとして我々は水素の選択的検知を提案しているが、検知機構の詳細が明らかになっていない。水素検知は500 K程度に加温して行われるため、本研究ではルチル型TiO2単結晶について、295 K(室温)から600 Kの間で、印加電圧に起因する電気特性を調べた。