講演情報
[23p-B203-5]X線小角散乱逆モンテカルロ法による燃料電池用電極触媒Pt/CeO2の微細構造解析
〇表 和彦1、岩田 知之1、柿沼 克良2 (1.リガク、2.山梨大水素・燃料電池ナノ材料研究センター)
キーワード:
燃料電池,X線小角散乱,逆モンテカルロ法
カーボンフリーエネルギー源である燃料電池の高性能化を目的に,GdドープCeO2を担体に用いたPt系触媒の開発が進められている.我々は,X線小角散乱データと逆モンテカルロ法を組み合わせ,散乱パターンと整合する3次元構造を得ることで,系の凝集状態やPtと担体の会合状態等の微細構造解析を行った.その結果,気体の通り道となる空孔のサイズや分散した担体と触媒の量比などを定量的に決めることができた.