講演情報

[10a-N107-2]PADC 検出器中ヒドロキシル基生成密度によるバルクエッチング速度記述の試み

〇山田 怜央1、木本 敦1、勢一 隼人1、楠本 多聞2、小平 聡2、藤乗 幸子3、金崎 真聡1、山内 知也1 (1.神大院海事、2.量研、3.阪大産研)

キーワード:

固体飛跡検出器

ポリアリルジグリコールカーボネート(PADC)は、最も感度の高いエッチング型固体飛跡検出器である。我々はその高い検出感度を実現させている分子構造上の特性を理解するためにイオントラックの損傷構造をエッチングテストと赤外分光分析によって系統的に評価している。本研究では“飛程がおよそ 50 µm である 6 MeV/u の Xe イオンを照射した PADC 検出器“及び”PADC 薄膜(厚さ 15 µm)“に対して同条件でガンマ線を照射した。