講演情報
[10a-N202-7]導波路光パラメトリック増幅器を用いた
高レベルスクイーズド真空状態生成及び測定
〇廣田 和希1、ハ ギョンミン1、柏崎 貴大2、山嶋 大地2、ジャトラパゴーン パワパット3,1、鈴木 拓海1、高橋 一真1、川﨑 彬斗1,4,5、梅木 毅伺2、遠藤 護1,4、アサバナント ワリット4,5、古澤 明1,4,5 (1.東大工、2.NTT 先デ研、3.カセサート大理、4.OptQC、5.理研RQC)
キーワード:
量子光学
光量子コンピュータは数ある量子情報処理のプラットフォームの中でも有力候補の一つである。本研究室では特に測定誘起型の連続量量子情報処理の研究を行っている。スクイーズド真空状態はこの手法における主要なリソースの一つであり、使用されたスクイーズド真空状態のスクイージングレベルに依存したノイズが計算の各ステップで発生する。そのため、より正確な量子情報処理には高いスクイージングレベルのスクイーズド真空状態が不可欠である。本研究では導波路OPAとしては今までで一番高いスクイージングレベルのスクイーズド真空状態の測定に成功した。本研究では生成及び測定手法について話す。