講演情報
[10a-N206-4]有機金属分解(MOD)法を用いて作製したLa1-xCaxMnO3薄膜の電気伝導特性
〇津留 伸平1、小堀 裕己1、山崎 篤志1 (1.甲南大)
キーワード:
LaCaMnO3、巨大磁気抵抗効果、有機金属分解法
La1-xCaxMnO3 (LCMO)はペロブスカイト構造を持つ機能性酸化物であり、超巨大磁気抵抗を示す物質として知られている。Caのドープ量xを変える事により磁性および電気伝導特性を制御することが可能である。本研究では、有機金属分解(MOD)法を用いて、x =0.0、0.1、0.2、0.3 のLCMO多結晶薄膜の作製を試み、その電気伝導特性を調べた。MOD法は試料作製の簡便性、低コスト性、量産性など様々な利点がある。