講演情報

[10a-N221-4]大域的バンド端周波数分布と分割電極を導入した短パルス・高速変調フォトニック結晶レーザーの検討 (II) -連続動作に向けた構造最適化-

〇柴田 悠樹1、井上 卓也1、森田 遼平1,2、石村 昇太3、高橋 英憲3、釣谷 剛宏3、鈴木 正敏4、野田 進1,5 (1.京大院工、2.東北大院工、3.KDDI総合研、4.千歳科技大、5.京大高等研究院)

キーワード:

フォトニック結晶、短パルスレーザー、高速変調

我々は、PCSELに大域的バンド端周波数分布を導入することで高ピーク・短パルス動作の実証に成功し、また同構造に分割電極構造を導入して直流電流と変調電流信号を独立に注入することで、高速変調動作も可能なことを、数値解析によって提案した。今回、提案したPCSELについて、連続動作時の影響を考慮した構造最適化を行い、タイミングジッタを抑制しつつ、短パルス・高ピーク・高速変調動作可能な構造の設計に成功した。