講演情報

[10a-N305-10]熱延伸プロセスによる高効率「ねじれ型」マイクロミキサーの開発

〇加藤 駿典1、ダネシア ザン2、トーエン スー3、リカルド・アルトゥロ ロペス・デ・ラ・クルス4、エイミー シェン4、郭 媛元1 (1.東北大学際研、2.ジョージア工科大、3.長庚大、4.沖縄科学技術大)

キーワード:

マイクロ流体デバイス、マイクロミキサー、ファイバー

マイクロ流体工学では、分子拡散による遅い混合を改善するため、螺旋構造などでカオス移流を促進している。最近は3Dのマイクロミキサーが注目されるが、製造や統合が難しい。そこで熱延伸法により低コストでコンパクトな「ねじれ型」のマイクロミキサーを開発した。ねじれ構造によりチャネル内に旋回流が発生することが数値流体計算により確認できており、実験でも良好な混合を確認することができた。