講演情報

[10a-N323-3]プラズマ中の浮遊微粒子の挙動制御に関する研究

〇王 天翔1、廣 大輔1、井上 雅彦1、田口 俊弘2、小田 靖久1、朴 商云1 (1.摂南大学、2.日本原子力開発研究機構)

キーワード:

プラズマ、蛍光微粒子、シース

当研究室では,蛍光球形微粒子をシース電界の探針として用いる手法でシース内電界分布の可視化と計測の研究を行っている。この方法では,プラズマ中に浮遊する粒子のサイズが分かれば微粒子が浮遊している位置での局所的な電界を推定することができる。しかしプラズマに投入する粒子のサイズにばらつきがあるため、浮遊している微粒子をその位置から直接回収してサイズを測定し,サイズと浮遊位置との関係を調べたい。当研究室ではこれまでテフロンチューブを用いた微粒子回収に成功しており,これを参考にして放電電極と接地電極以外に第三電極(チューブ)をシース領域に挿入し,シース内の電界分布を意図的に変化させることで微粒子の挙動を制御して回収することを目指す。