講演情報
[10a-P01-8]光学活性物質の識別に向けたプラズモン近接場の設計
〇伊知地 直樹1、石田 拓也1、森近 一貴1、大上 能悟2,3、立間 徹1、芦原 聡1 (1.東大生研、2.理研、3.インペリアルカレッジロンドン)
キーワード:
プラズモニクス、スピン角運動量、光学キラリティ
プラズモン増強場により光スピン角運動量および光学キラリティを選択的に増強する構造を設計し、光学活性物質との相互作用を有限要素法(FEM)で解析した。磁性媒質・キラル媒質をそれぞれモデル化して導入し、透過スペクトルから得られる円二色性(CD)の解析を通じ、プラズモン場を用いた光学活性物質識別の可能性を示した。