講演情報
[10a-P02-12]Time-of-Flight 法を用いた9-(1-Naphthyl)-10-(2-naphthyl)anthraceneのキャリア移動度評価
〇(M1)花 拓海1、森本 勝大2、中 茂樹2 (1.富山大院理工、2.富山大学術研究部工学系)
キーワード:
飛行時間法、有機半導体、キャリア移動度
キャリア移動度は材料固有の物性値であり、材料選択等で重要なパラメータである。また、キャリア移動度を求める最も一般的な手法にTime-of-Flight (TOF)法があり、キャリア移動度とその電界依存性、キャリア輸送現象を同時に測定可能である。一方、9-(1-Naphthyl)-10-(2-naphthyl)anthracene (α,β-ADN)は電子輸送材料や青色Exciplex upconversion型有機ELのドナーとして利用されてきた。そのため、TOF法を用いてα,β-ADNのキャリア移動度を算出することは重要である。本研究では、TOF法を用いてα,β-ADNのキャリア移動度を算出した。