講演情報
[10a-P02-5]絶対PL量子収率測定を用いた医薬品固形製剤の表面状態予測
〇藤巻 康人1、古杉 美幸1、小野里 磨優2、坂本 知昭3,4 (1.都産技研、2.東邦大薬、3.国立衛研、4.静岡大電研)
キーワード:
PL量子収率、医薬品錠剤、硬度
医薬品錠剤の硬度は、溶解性や崩壊性など医薬品の特性に影響する重要なパラメータである。硬度は粉体物性や剤形、打錠条件によって影響を受けており、製造時に適切な硬度となるよう錠剤硬度計などを用いた破壊検査法によって管理されている。本研究では、粉体を圧縮成形する際の打錠圧と、それに応じて変化する蛍光量子収率との相関関係から、医薬品固形製剤の硬度を非破壊で予測することを試みた。