講演情報

[10a-P02-9]双極子エネルギーによる摩擦発電における発電過程と放電過程の比較

〇田口 大1、野間 大史1、間中 孝彰1、岩本 光正1 (1.Science Tokyo)

キーワード:

摩擦発電、双極子エネルギー、放電過程

摩擦発電では、静電気と電極変位により変位電流を生じる過程が広く利用されている。一方で、液晶配向技術のラビングのように、摩擦は分子を配向させる働きがある。我々は、摩擦による分子配向秩序形成に着目して発電過程をモデル化した。一方で、発電と放電は脱分極を伴う現象である点は似ており、その違いが明確とはいえない。本報告では、発電過程とコンデンサ放電過程の違いについて検討した結果を発表する。