講演情報
[10a-P03-22]MR-TADF材料を活用した発電可能なOLEDの特性向上
〇庄司 陽翔1、大野 拓2、佐々木 翼2、岡田 拓也2、青木 優歩1、深川 弘彦3,4、畠山 琢次5、清水 貴央1,2 (1.東理大、2.NHK技研、3.千葉大先進、4.千葉大MCRC、5.京都大)
キーワード:
有機EL、有機太陽電池、有機半導体
発電可能な有機ELデバイスは、ドナー分子とアクセプター分子により形成されるCT励起子を介して発光/発電機能を両立させているが、三重項を介した非輻射失活が発光効率を低下させている。本研究では多重共鳴型熱活性化遅延蛍光材料をドナー材料として導入することで、失活経路の抑制及び、強い光吸収による発電機能の両立を目指した。導入の是非に加え、アクセプター分子や素子構成がデバイスの効率に与える影響の詳細も議論する。