講演情報

[10a-S103-2]熱非平衡下において電解質溶液を用いた グラフェン-流動相界面の起電力計測

〇中田 翔伍1、本田 光裕2、種村 眞幸2、山下 一郎3、小宮 敦樹1、岡田 健1 (1.東北大、2.名工大、3.阪大)

キーワード:

グラフェン

グラフェン上の流水で発電する流動起電力はセンサー駆動用のエネルギー源として有用である。熱非平衡下で電解質水溶液を用いた際の流動起電力を計測し、超純水を使用した際の流動起電力と比較した。電解質水溶液には発生する電圧を上昇させる効果が見られたが、従来報告されているほどの上昇効果は見られなかった。この結果は流動状態に起因する発電効果が電解質による電圧上昇効果より強い効果を持っていると言える。