講演情報

[10p-N103-6]金属材料の高温クリープ損傷を対象としたマルチスケールモデリング

〇柴沼 一樹1 (1.東大工)

キーワード:

マルチスケールモデリング、高温クリープ、損傷

本研究では、高温クリープ損傷の定量的な説明・予測を目指し、ナノスケールの分子動力学解析とマクロスケールの有限要素解析を接続するミクロスケールモデルを開発している。本モデルは、微視組織モデル、粒成長モデル、ボイド生成・成長モデルの三つのサブモデルから構成され、理論式および実験との定量的な比較によりその妥当性を確認した。さらに、各因子の影響評価により外力設計や材料設計への適用における有効性を示した。