講演情報
[10p-N106-1][第23回有機分子・バイオエレクトロニクス分科会 奨励賞受賞記念講演] モジュール構造型培養神経回路を用いたリザバーコンピューティング
〇住 拓磨1、山本 英明1,2、香取 勇一3、伊藤 亘輝2、守谷 哲2、金野 智浩4、佐藤 茂雄2、平野 愛弓1,2 (1.東北大AMIR、2.東北大通研、3.はこだて未来大、4.東北大薬)
キーワード:
リザバーコンピューティング、物理リザバー、培養神経回路
神経細胞ネットワークが生み出す複雑なダイナミクスは,脳における情報処理の資源である。本研究では,ラット大脳皮質培養神経回路の入力応答をリザバーコンピューティングのダイナミクスとして利用し,計算モデルの構築と実験的評価を行った。特に,脳の配線構造を模倣したモジュール構造を培養神経回路に導入することで,入力情報の分類にモジュール性が寄与することを示した。