講演情報

[10p-N202-7]THz帯域全光学式量子テレポーテーションの実現

〇(D)鈴木 拓海1、星 尊也1、大木 祥太朗1、一李 建嬉1、長吉 博成1、高橋 一真1、柏﨑 貴大2、山嶋 大地2、井上 飛鳥2、梅木 毅伺2、川﨑 彬斗1,3,4、園山 樹1,3,4、高瀬 寛1,3,4、アサバナント ワリット1,3,4、遠藤 護1,4、古澤 明1,3,4 (1.東大工、2.NTT先デ研、3.OptQC、4.理研RQC)

キーワード:

光量子コンピュータ、量子テレポーテーション、量子情報処理

光量子テレポーテーションが持つ100 MHz程度の帯域制限を打破するため、導波路光パラメトリック増幅器(OPA)を導入した。これによりフィードフォワードと量子測定の全光学化を実現し、従来比1万倍高速なTHz帯域での量子テレポーテーションを実証した。出力ノイズは古典的手法では到達不可能な忠実度(F=0.80)を達成し、これは超高速な光量子コンピュータの実現を大きく前進させる成果となっている。