講演情報
[10p-N221-8]モード結合に基づく非対称点BICを用いたスローライト導波路の検討
〇(B)遠藤 沙恵1、谷村 優太1、髙田 健太2、上村 高広3,4、納富 雅也3,4,5、岩本 敏6、太田 泰友1 (1.慶應理工、2.NTTRI PHI研、3.科学大理、4.NTT物性研、5.NTT NPC、6.東大先端研)
キーワード:
BIC導波路、モード結合、スローライト
ポリマ細線を装荷した薄膜スラブ光導波路では、TM-like導波モードの面内放射損失が一般的に大きくなる。しかし、BICを活用することで低損失導波路を実現できる。我々は、当該構造に1次元フォトニック結晶を導入することで、X点でBICスローライト状態が実現できることを明らかにしている。本研究では、モード結合により誘起されるFW-BICを活用することで、非対称点におけるBICスローライト状態を見出した。