講演情報

[7a-N103-7]核医学施設に特化したコンプトンカメラの開発

〇渡辺 宝1、榎本 良治1、片桐 秀明2、加賀谷 美佳3、加納 大輔4、溝口 孝大1、塚本 ひかり1,5、大久保 幸祐1、本多 良太郎6、庄子 正剛6、田中 真伸6、渡邉 祐介1、村石 浩1 (1.北里大医衛、2.茨城大理、3.仙台高専、4.国がん東病院、5.東海大病院、6.KEK・素核研)

キーワード:

コンプトンカメラ、ガンマ線、核医学施設

核医学施設では様々な放射性医薬品が検査・治療で用いられており、放出されるγ線のエネルギーは100~500 keV程度の広いエネルギーレンジである。これらの放射性医薬品は非密封であり、様々な汚染の可能性が考えられる。従って、本研究では測定可能なエネルギーレンジを広げるために複数種類の結晶シンチレータを用いて全方位の測定が可能なコンプトンカメラの開発を遂行した。