講演情報

[7a-N323-10]免疫細胞と細胞間情報伝達物質への酸素プラズマ照射による免疫細胞活性化

〇(M2)中村 日向子1、柳生 義人1、林 信哉1,2、合島 怜央奈3、山下 佳雄3 (1.九大総理工、2.九大i-SPES、3.佐賀大医)

キーワード:

多孔質プラズマ源、サイトカイン、免疫細胞

生体の免疫活性化のためには,複数の免疫細胞と細胞間情報伝達物質であるサイトカインによる免疫ネットワークにプラズマを照射する必要がある。本研究では,免疫細胞マクロファージとサイトカイン(IFN-γ)共存系へプラズマを作用させた際の,免疫細胞の活性変化を明らかにする.大気圧酸素プラズマを照射した結果, マクロファージの細胞数が最大で1.4倍程度まで向上しており,プラズマ免疫治療への可能性が示された。