講演情報

[7p-N221-6]酸化テルル系ガラスを用いた新規ランダム断面構造光ファイバの作製

〇(M2)太田 裕友1、中谷 明日佳1、鈴木 健伸1、大石 泰丈1 (1.豊田工大)

キーワード:

ランダム断面構造光ファイバ、赤外イメージ伝送、二酸化テルル

赤外領域での高解像度イメージ伝送には、透過率と解像度の向上が課題である。本研究では、赤外透過率の高い二酸化テルル系ガラスを用い、断面に無秩序な屈折率分布を持つランダム断面構造光ファイバを作製した。新たに提案した構造によりクラスタ形成を抑制し、最適な構造サイズを設計した。光学顕微鏡およびSEM観察により、均一かつ設計通りの構造が得られたことを確認し、本手法が赤外高解像度伝送に有効であることを示した。