講演情報
[7p-N405-10]ハイスループットマイクロ溶融システムによるAOx–ZrO2-SrO-SiO2系のガラス化範囲の調査(A=Ti, Zn, Nb, Ta, W, Al)〜ZrO2の溶解度限界とガラス構造の関係〜
〇岸 哲生1、大澤 徹平1、富田 夏奈1、矢野 哲司1 (1.科学大)
キーワード:
ガラス化範囲、多変量解析、ラマン分光
ハイスループットマイクロ溶融システムにより、AOx–ZrO₂–SrO–SiO₂(A=Ti, Zn, Y, Nb, Ta, W, Al)のガラス化範囲を調査した。Zn, Ti, YはZrO₂との競合が少なく広範囲でガラス化する一方、Ta, Nb, W, Alは添加によりZrO₂の溶解限界を下げ結晶化を誘発する傾向が明らかになった。XAFS・Ramanスペクトルの多変量解析による構造情報の定量化により、これらの傾向の説明を試みた。