講演情報
[7p-N405-11]分子動力学による熱処理法とVoronoi法で生成した多結晶ZrO2の比較
〇四十八願 友希1、亀田 恵佑1、伊原 学1、マンゾス セルゲイ1 (1.科学大応化)
キーワード:
セラミックス、分子動力学
粒界を含むマイクロ構造は、物性や材料特性に大きく影響する。その詳細な評価には、原子レベルの粒界構造モデルが必要である。モデル作成手法にはVoronoi法や分子動力学(MD)法がある。MD法を用いた我々の「微小固定核ランダム法」では、面方位を無作為に設定した微小固定核を導入し、熱処理によって自然な粒界分布を有する構造を生成した。本研究ではこの手法でZrO2 の多結晶モデルを構築し、Voronoi法によるモデルと比較検討を行った。