講演情報
[7p-N406-10]電気化学的 CO2 還元に用いるCu電極のAgSO4を用いた表面修飾
〇(D)小池 一輝1,2、村上 武晴2、井上 堅太郎1、小川 貴代2、藤井 克司2、和田 智之2、小椋 厚志1,3 (1.明治大学理工、2.理研光量子、3.明大MREL)
キーワード:
二酸化炭素還元、電気化学
Cu電極を硫酸に浸漬し、硫酸中にAgSO4を少量添加することで自己組織的にCu電極表面が溶解し多数の穴ができ、さらにAgの粒がCu電極表面を覆うような構造となる。この方法は今まで研究されてきた電極表面積の向上と、Agの添加を同時に行うことができ、電解セル全体での電流を増加させることができた。本発表では様々な条件でAgSO4を用いた表面修飾を行ったCu電極の表面形状の評価と、CO2還元を行った際の電極電位、生成物について紹介する。