講演情報
[7p-N406-9]水和反応過程のin-situ 吸収スペクトル測定に基づく化学蓄熱材の水和反応速度の評価
〇鎮目 邦彦1 (1.名工大)
キーワード:
反応速度、化学蓄熱、ハイスループット計測
化学蓄熱は低温排熱の有効利用技術として注目されており、無機塩の水和反応を用いた系は安全・安価である一方、水和反応速度の遅さが課題である。本研究では、顕微FTIRおよびラマン分光法によるin-situ計測によって、水和反応速度を非破壊かつ空間分解的に評価する手法の確立を目指す。温湿度制御可能な環境チャンバーを用いて、モデル材料の水和過程を計測し、スペクトル変化に基づいて反応速度を統計的に推定する。