講演情報
[7p-P07-27]KOHフラックス法を用いたSr–Cu–O系超伝導膜作製の試み
〇舩木 修平1、河田 浩一郎1、山田 容士1、一野 祐亮2、尾崎 壽紀3 (1.島根大自然、2.愛工大工、3.関学大工)
キーワード:
アルカリ土類系銅酸化物高温超伝導体、KOHフラックス法
BiやREを用いない銅酸化物高温超伝導体として,材料リスクの少ないアルカリ土類(AE)を用いたSr–Cu–Oに着目した.Sr–Cu–Oは,これまで高圧合成法や高酸化を伴うMBE法で作製された実績はあるが,線材応用を考えると,簡便な手法で薄膜化させる技術の開発が必要である.本研究では,Sr–Cu–O膜 の簡易的な作製手法の確立を目的とし,KOHフラックス法を用いて結晶相の合成と特性評価を試みた.