講演情報

[7p-P08-2]真空蒸着法により作製したスクアリリウム誘導体薄膜における凝集構造の基板温度依存性

〇(M2)竹内 直矢1、松原 亮介1、久保野 敦史1 (1.静岡大院総合)

キーワード:

真空蒸着

色素分子は会合体の形成により電子状態が変化するため、薄膜の光学特性の制御には凝集構造の制御が必要である。色素分子の薄膜を作製する際、一般的にはスピンコート法などの湿式法が用いられるが凝集構造の詳細な制御が困難である。一方で、真空蒸着法では基板温度により凝集構造の制御が可能であることが知られている。本研究では、スクアリリウム分子を異なる基板温度で蒸着した薄膜について、凝集構造の基板温度依存性を評価した。