講演情報

[7p-P09-1]混合ハライドペロブスカイトナノ粒子自己組織化膜における粒子配列形態に依存した光誘起相分離の制御

〇鈴木 楓芽1、梶野 祐人1、松井 信明1、相田 裕輝子1、有馬 祐介1、玉田 薫1 (1.九大先導研)

キーワード:

ハライドイオン交換、量子ドット、混晶半導体

混合ハライドペロブスカイトのナノ粒子(NC)に光照射をすることで、照射領域のハロゲン空間分布が変化し、発光波長の変調が生じる「光誘起相分離現象」が報告されている。本研究では、光誘起相分離におけるイオン移動の詳細を明らかにするため、NC自己組織化を利用して作製した異なる配列構造を持つNC膜を対象に研究を行った。その結果、近接するNC数の異なるNC膜形態では、光照射に伴う発光波長の変化速度が異なることを明らかにした。