講演情報

[7p-S201-10]気固相反応による高品質SbSI薄膜とパッシベーション手法の開発

〇村山 彰祐1、西久保 綾佑1、佐伯 昭紀1 (1.阪大院工)

キーワード:

太陽電池、アンチモン、気固相反応

アンチモン―硫黄―ヨウ素(SbSI)はバンドギャップが広く(~2.0 eV)、バンド構造計算から高い電荷移動度が期待される。溶液プロセスによって結晶性の低い薄膜を作成し、次にSbI3 ガスと反応させることによって結晶化するという二段階の成膜手法(VAC, Vapor Assisted Crystallization)を用いて、1.1%の変換効率を達成した。さらにSbSIと電子輸送層、ホール輸送層との両界面をパッシベーションする手法を開拓し、1.6%の変換効率が得られた。