講演情報
[7p-S301-6]すばる望遠鏡に導入された系外惑星探査用近赤外天文コム装置
〇芹澤 琢磨1,3、田中 洋介1,2、黒川 隆志1、西川 淳3,4,2、小谷 隆行2,3,4、田村 元秀5,2,3 (1.東京農工大、2.アストロバイオロジーセンター、3.国立天文台、4.総研大、5.東京大学)
キーワード:
天文コム、レーザー光周波数コム、視線速度
系外惑星探査を目的とした様々な天文観測装置が開発され、現在5700個以上の系外惑星が発見されている。その中でも著者らのグループもM型矮星を対象とした系外惑星探査用近赤外ドップラー観測装置を開発した。この装置はすばる望遠鏡に設置され、2019年よりIRD-すばる戦略計画の観測枠の中で6年間の本格的な観測利用を続けている。本論文ではIRDプロジェクトで観測精度の保証を担う天文用近赤外光周波数コム装置について紹介する。