講演情報
[8a-N206-9]Ni/Cu(001)超薄膜の原子スケール表面格子制御による電子状態顕在化
〇(M1)岡村 尚弥1、筒井 健三郎1、水口 将輝1,2、宮町 俊生1,2 (1.名大院工、2.名大未来研)
キーワード:
薄膜、走査トンネル顕微鏡
巨大磁気抵抗効果に代表されるように磁性多層膜のヘテロ界面は新たな機能性の発現に寄与しており、その性能はナノスケール、さらには原子スケールでの界面構造に大きく依存することが知られている。本研究ではCu(001)単結晶表面上に成長したNi超薄膜の表面粗さを加熱処理によりナノスケールで系統的に変化させた際に、その電子状態にどのような影響が生じるのかを走査トンネル顕微鏡(STM)により調べた。