講演情報
[8a-N402-7]フェムト秒レーザ加工によるフッ化物ファイバ分光セルの構造化と清酒成分の中赤外分光分析
〇(M2)石田 岳土1、杉本 尚哉1、上原 日和2、時田 茂樹3、合谷 賢治1、西島 喜明4 (1.秋田県大、2.核融合研、3.京大化研、4.横浜国大)
キーワード:
光ファイバーセンシング、フェムト秒レーザー加工、フッ化物ファイバー
本研究では、フッ化物ファイバに対し、フェムト秒レーザ加工によりマイクロ流路構造を形成し、液体試料の赤外分光計測に適した分光セルを構築した。作製した構造体を用いたグルコース水溶液の測定により、濃度に応じた吸収応答が得られることを確認している。日本酒の製造工程を対象とし、グルコースやエタノールの成分変化を捉える赤外分光測定への応用を通じて、発酵過程の定量化に資する品質管理手法の実現を目指す。