講演情報

[8a-P06-1]プラズモニックチップ上でのルシフェリン化学発光の検出角依存性

〇中辻 駿太1、山中 瞳1、下坂 凌丘1、名和 靖矩1、田和 圭子1 (1.関西学院大学 院理工)

キーワード:

化学発光、バイオセンサー、検出角

ルシフェリンは、アデノシン三リン酸(ATP)、O2、Mg+、酵素であるルシフェラーゼ存在下で、励起状態のオキシルシフェリンが生成され、それが基底状態に遷移する過程で化学発光が検出される。これまでに波長サイズの周期構造を持ち金属薄膜で覆われたガラス基板プラズモニックチップのピッチ(Λ)480 nmで平坦な基板と比べ発光の増強が見られた。本研究では、ルシフェリン発光のプラズモン増強と発光の検出角依存性を調べた。