講演情報
[8a-S202-3]太陽電池構造中における非フラーレン型アクセプタの配向性のESR分光法を用いた解析
〇佐藤 睦1、山口 世力1,2、尾坂 格3、丸本 一弘1,2,4 (1.筑波大数物、2.筑波大量子スピン研、3.広島大、4.筑波大エネ物質科学セ)
キーワード:
有機薄膜太陽電池、分子配向、電子スピン共鳴
非フラーレン型有機薄膜太陽電池の光電変換効率は21%を超えており、今後もさらなる向上が期待されている。光電変換効率と並び、実用化に求められるのが太陽電池特性の安定性である。本研究では、安定性向上に関する知見を得ることを目的として、非フラーレン型有機薄膜太陽電池における擬似太陽光照射下でのアクセプタ材料Y6の分子配向の変化について、電子スピン共鳴分光法を用いて研究を行ったので報告する。