講演情報

[8p-N102-6]イオンと電子の時空間ダイナミクスに基づく物理リザバー計算の構築及びセンシング統合型情報処理デバイスに向けた展開

〇西岡 大貴1、並木 航1、南 皓輔1、吉川 元起1、中西 尚志1、寺部 一弥1、土屋 敬志1 (1.NIMS)

キーワード:

物理リザバーコンピューティング、電気二重層トランジスタ、ニューロモルフィックコンピューティング

我々は、半導体材料に対するイオンゲーティングによる物性変調を計算資源とする新しい物理リザバー計算の枠組みとして、イオンゲーティングリザバー(IGR)を開発した。本講演では、IGRの構造・動作原理および情報処理容量の解析に加え、先端センシングデバイスから得られる時系列データを処理する、センシング統合型エッジAIデバイスへの応用展開について議論する。