講演情報

[8p-N104-4]水表面の和周波発生分光の実験と計算

〇山口 祥一1 (1.埼玉大院理工)

キーワード:

和周波発生

液体の水の表面の和周波発生(SFG)振動スペクトルは,1993年にY. R. Shenによって報告されて以来,実験と理論の両面からこれまで徹底的に研究されてきた.その間筆者は,理研の田原グループにおいてヘテロダイン検出(HD-)SFG分光法の開発とその水表面への応用を2008年から,また埼玉大の自身のグループにおいて高分解能HD-SFG分光法の開発と応用を2015年から,さらに2022年からは理論計算を始めている.講演では,世界におけるそれらの研究の位置づけと今後の展望についてお話しする.