講演情報

[8p-N304-9]第一原理計算を用いたNiFe/グラフェン界面の原子構造及び伝導特性の解明

〇(M2)松本 尚弥1、植本 光治1、小野 倫也1 (1.神戸大工)

キーワード:

第一原理計算、2次元材料

磁気トンネル接合の絶縁体層において2次元材料を利用することが注目を集めている。本研究では強磁性金属NiFeと2次元材料グラフェンの界面原子構造について第一原理計算を用いて予測した。その結果、金属表面の組成比やグラフェン吸着サイトから安定な構造を明らかにした。そして、Fe-C間の軌道混成や電子移動より界面の安定化メカニズムを解明し、デバイス化に向けその性能について評価した。