講演情報

[8p-N306-20]インピーダンス分光法を用いたイオン液体とMOFの相互作用解明

〇(M2)天野 健太郎1、鄭 雨萌1、木下 健太郎1 (1.東理大先進工)

キーワード:

金属有機構造体、イオン液体

我々はこれまで、Cu3(BTC)2にILアニオンのイオンサイズが異なるILを充填し、イオン伝導度の温度依存性からMOF細孔中におけるILイオンのホッピングに要する活性化エネルギーEaを求めた。Eaはアニオンサイズが小さい程大きくなり、イオンサイズが小さい程Cu3(BTC)2内の配位不飽和サイトとの相互作用が強いことが示唆された。本研究ではCu3(BTC)2細孔内におけるILのダイナミクスの洞察を深める為、広い温度領域に亘りインピーダンス分光測定を実施した。