講演情報
[8p-N403-10]筑波大学6MVタンデム加速器質量分析装置における129I測定の性能評価
〇(M1)佐久間 光紀1、松村 万寿美2、高橋 努2、吉田 哲郎2、笹 公和2,3 (1.筑波大理工情報生命学術院、2.筑波大応用加速器部門AMSグループ、3.筑波大数理物質系)
キーワード:
施設報告、標準試料、ヨウ素129
筑波大学では長寿命放射性核種129IをAMSで測定している。2024年度には443個の試料を測定し、129I/127Iのバックグラウンドは(3.0 ± 1.3) × 10-14であった。また新たに供給予定のNIST標準試料の検定を行い、多くは概算値と矛盾はなかったが、約2倍の差が生じたものもあった。本発表では筑波大学の129I-AMSの測定性能評価とNIST標準試料の検定結果について報告する。